見直そう!自宅でできる防災準備(後編) | マグロの吉井ブログ
昨日から2日に渡り、自宅でできる防災準備を投稿しています。
前編はこちらから
1:家具の固定
2:食糧・飲料の備蓄
3:非常時の持ち出しバッグの準備
4:家族同士の安否確認方法
いつどこで起きるか分からない災害。
もし家族別々の場所にいるときに発生したら?
日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合うことが大切です。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合も。
そんな時に役立つのが下記のサービスです。
【災害用伝言ダイヤル】
・局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できるサービスです。
【災害用伝言ダイヤルの録音方法】
- 1.「171」にかける。
- 2.ガイダンスが流れた後、「1」を押す。
- 3.自分の電話番号を入力し、ガイダンスに従ってメッセージを録音する。
【伝言の再生方法】
- 1.「171」にかける。
- 2.ガイダンスが流れた後、「2」を押す。
- 3.伝言を聞きたい相手の電話番号を押す。
【災害用伝言板】
携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
- 1.災害用伝言板(web171)(https://www.web171.jp/)へアクセスする
- 2.連絡をとりたい相手の固定電話番号や携帯電話番号を入力する。
- 3.伝言を登録・確認する(事前に設定することで閲覧者を限定することもできます)
大きな災害の場合には、避難所などに無料のWi-Fiが提供されることがあります。いざという時のために、このようなサービスがあることを家族間で共有しておくといいですね。録音・書き込み・再生・確認する時間も決めておくと、両者共に安心かなと思います。
あれ、お待ちください。
そもそも、携帯電話の回線がつながりにくいのに、171や災害用伝言板はつながるのか?
と思ったあなた。私も思いました。
どうもにも、
171番(災害用伝言ダイヤル)は、被災地外にある伝言センターに接続するため、被災地への電話が混み合っていてもつながりやすいと言われているようです。
通信が混み合いやすい電話(音声通信)ではなく、インターネット等(データ通信)で伝言の登録・確認を行っているため、つながりやすくなっているそうですよ。
5:避難場所・避難経路の確認
お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう!!
避難場所へは原則、徒歩で移動するようになります。
自宅から避難する場合は、ヘルメットや頭巾などで頭を守りながら移動しましょう。3の非常時の持ち出しバッグもお忘れなく。
6:帰省時、旅行時にできる防災準備
●ハザードマップの確認
実家・旅行先のハザードマップを確認し、災害リスクを確認しておきましょう。
アプリでハザードマップを確認できるものもあります。
大規模な災害時に津波や土砂災害、洪水などの影響が及ぶ範囲や避難場所を把握しておきましょう。
A3判など大きめの紙に印刷して持参しておくとより安心です。
●防災ボトルを用意する
常備薬や水で膨らむタオル、現金、ライト、アルコール、日持ちするお菓子などを持ち運びやすい防災ボトルに入れておくとよいでしょう。薬については処方箋のコピーも入れておくと安心です。
●帰省先に備蓄の確認をする
帰省先に、どれくらいの備蓄があるのか確認し、必要に応じて
自分達の分の食糧・飲料を持ち込むと安心です。
全く準備がされていないようであれば、これを機に防災の備えを促しましょう。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
いつ起こるか分からない分、やらなくちゃと思っていてもなかなか気が進まないのが現状‥‥。
来たる9月1日は防災の日。
これは1923年に発生した関東大震災に由来するそうです。
この震災は約10万5千人の死者や行方不明者を出し、日本史上最悪の被害をもたらしました。
過去を変えることはできませんが、未来は変えることができます。
自分のために、家族のために、今一度自宅でできる防災準備にとりかかりましょう!!
参考サイト:
首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202003/1.html#thirdSection
参考日:2024年8月19日
筆者の紹介
愛媛県在住・30代主婦(子供2人(3歳・6歳))
マグロの吉井@パート就労中