泳ぐ“黒いダイヤモンド” 世界の「だてまぐろ」を見学! | マグロの吉井ブログ
ブログの閲覧、誠にありがとうございます。
先日ブログで紹介致しましたダテマグロについて(※1)
実際に見学をさせていただきました。
四国は愛媛県、南予の宇和島から船を走らせ宇和海にある海上養殖の現場に向かいます。
この日はあいにくの天気でした。
海を出て10分、生簀(いけす)に到着
作業船に乗り換えます。
生簀は全てで18面
1つの生簀に2000~3000匹 養成されています。
生簀に餌を撒くのですが海鳥が多くとても面白い光景でした。
時折、魚影とともに背びれが見え鮪がエサに食いつく場面も
餌とともに仕掛けを落とし一本釣りで上げる瞬間も撮影できました。
迫力があります!
大事な活〆作業はとても素早かったです。
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餌と一緒に飲み込んだ釣り針から高圧電流を流し動きを止めます。
引き上げてから神経〆、痛みやすい内臓等を取り除き氷水に浸けます。
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要する時間は2分足らず、鮪の味と鮮度の決め手はここに現われるそうです。
宇和島港近くにある加工場で ※2 0度から凍る手前の温度帯で熟成させ出荷されます。
※2「氷温熟成」
生食レポートについては近日公開
日に取り上げる鮪は数十本
シーズンとなれば1日100本は取り上げるそうです。
その成長は早く
15~20cmくらいのヨコワ(鮪の稚魚)を30ヶ月以上宇和海の生簀で
大切に育てられ、出荷する頃には1本あたり平均60kg~80kgになります。
だてまぐろの特徴
きめ細かい脂のりそして芳醇な香り、とろけるような食感と旨みがあります。
生だからこそ味わえる食感と旨味を堪能できますのでぜひご注文ください。
12月だけ、数は多くありませんがお待ちしております。
(生の販売は好評につき完売となりました、現在は冷凍でお届けしております。)